マークセッター

 デカール用の接着剤。 デカールのノリが弱いときに使用します。 若干の軟化材も含まれているため、使いすぎは危険。 また、乾燥後白く曇ったりする場合があるが、お湯をつけた麺棒などで拭いてやるとキレイになります。

マークソフター

 デカールの軟化剤。 曲面や複雑なディテールの上にデカールを貼る場合使用する。 デカールを貼ったあと、上から塗布する形で使用する。 塗りすぎるとデカールがもろくなるので危険。 

マジョーラカラー

 アルミを加工したリフレクターの働きで、見る角度によって色が変化する塗料。 ラッカー系。

マスキングゾル

 液状マスキング剤。 はけや面相筆などで塗布し、乾燥させると薄膜を形成する。 ピンセットなどで引っ張ると剥がせる膜なので、マスキングテープで対処しずらい部分に使う。 あまり薄く塗るとナカナカはがれなかったり、そうかと思うと下地ごとベロっといったり、何かとトラブルの付きまとうマテリアル。

マスキングテープ

 複数の色を重ね塗る場合、下地に色がつかないようにするための紙製テープ。 粘着力が弱いため、下地がはがれる心配が少ない…。 はずだが、レジンキットなどは結構はがれたりもするので注意が必要。 幅は0.3mmのものから30mm程度まで様々。

Mrカラー

 GSIクレオスから発売されている、おそらく最もポピュラーな模型用塗料。 色数が豊富(グレーとグリーンなどは、やたらと種類がある)。 有機溶剤が使われているため、それなりに臭く、有害。 塗膜はまあまあ強い。 およそどこの模型店でも売っている。

Mrカラースプレー

 Mrカラーの缶スプレータイプ。 上手に使うには結構なれが必要。 スプレーでしか出てない色も結構ある。 また、販売期間限定色も多い。 

Mrカラースーパーメタリック

 Mrカラーの金属特色。 クリアーコートすると光沢感が素晴らしい。 粒子が細かく、また、明るい色合いが多いのも特徴。 お値段は少々高め。

Mrメタルカラー

 GSI製。 基本的にはMrカラーと同じラッカー系塗料。 乾燥後にティッシュペーパーや柔らかい布で磨くと独特の金属質感がでる。 塗膜は激弱なので、塗装後は触らない方が良い。 また、クリアーコートするとがくっと質感が落ちる。 上手に使うには結構めんどくさい。

迷彩塗装

 カモフラージュ塗装。 周囲と見分けのつきにくい塗装を施すこと。 

目立てやすり

 本来はのこぎりの刃を研ぐためのやすり。 断面が薄いひし形でそのエッジを利用したスジ彫り工具として使用されることが多い。

メタルキット

 (主に)ホワイトメタル製のキット。

メタルプライマー

 ホワイトメタル製パーツや、エッチングパーツなど、金属パーツの下地剤。 コレを塗布することによって、模型用塗料が定着しやすくなる。 ビン入り、スプレータイプの物がある。 また用途によって、ソフビ、メタル、レジン各素材用の物が発売されている。

メッキパーツ

 金属質感を再現するため、プラスティックの上にメッキがかけられたパーツ。 輝きは良いが、エッジがだるくなったり、ゲート後の処理が面倒だったりと、あまり喜ばれない面もある。

綿棒

 スミ入れを拭き取る際に使用。 また、コンパウンドをかけるときに使ったりもします。 

モデリングワックス

 液状の模型用ワックス。 塗装面に油膜を形成し、光沢感を増す働きがある。 指紋、埃、UV対策などにも効果がある。 柔らかい布で塗布し、軽くふき取る。 ハセガワ製のものが良い感じ。


モックアップ

 プラモデルの金型を作る際に使う、木製原型のこと。

木工用ボンド

 プラキットを作る際は必要ないが、ジオラマ製作時などは重宝する。 発泡スチロール、木材、石膏などの接着に使え、用途は広い。

モーターツール

 基本的には刃の交換できる電動ドリル。 模型的な用途としては、刃を研磨用の物(ビット)に交換しての彫刻、研磨などです。 ポリパテによるスクラッチなどを始めると、結構使いでのある道具です。

モールド

 形、型のこと。 模型用語としては、表面のスジ彫りであったり、彫刻であったりを指す。 

洋白線

 銅、ニッケル、亜鉛の合金である「洋白」製の金属棒(線)。 光沢のある銀色の素材のため、アンテナ、スポークなどを自作する際はそのまま用いられたりもする。 柔らかく(真鍮よりは若干硬い)、加工が容易。 サイズは0.3〜3mm程度。 瞬着にて接着可能。

ライケン

 海藻を乾燥し、着色したジオラマ用の素材。樹木の葉や草として使用するが、そのままではどうにも使いようの無い物が多い。 使用時は、切り分け、部分的あるいは全体の再塗装が望ましい。 いつまでも磯臭い。

ラジオペンチ

 金属線を切断、曲げる際に使用する工具。 単純にパーツを掴んだりにも使える。 

離型剤

 主に、シリコン型からレジン成型品を取り出しやすくするために使われる液剤。 スムーズに離型できると型自体の持ちも良いので、複製の際は必須。 ガレージキットの多くは、この離型剤が付着したままになっている。 そのまま作ろうとしても接着は出来ないし、塗装もはげてしまうので落としてやる必要がある。

離型剤落とし

 離型剤を落とすための溶剤、クリーナー。 脱脂力が強いので、肌につくと激しく肌荒れする。

リターダー

 塗料の乾燥を遅らせる添加剤。 塗料の伸びが良くなり、筆塗りしやすくなる。 エアブラシ塗装時には、顔料分の沈みが良くなるので光沢感が増す働きがある。

リタッチ

 主に塗装の修正を指す。 はみ出しやはがれ部分を筆で軽く上塗りすること。 結構難しい。

流用パーツ

 他のキットからパーツを一部持ってくること。 持ってこられたパーツを指す。

レザーソー

 プラだけでなく、真鍮線などの金属も切れます。 買うと必要のないところまで切りたくなる不思議な道具。

レジンキャスト

 2液を混合することで硬化する、無発泡ポリウレタン樹脂。 「レジン」、「キャスト」と略されることが多い。 硬化時間はおよそ10分。 主要ガレキメーカーのほとんどが、オリジナルブランドの物を発売している。 シリコン型にコレを注入することでガレージキットが生産される。 透明の物もあり、そちらは「透明レジン」と呼ばれている。

劣化

 質が低下すること。 ポリパテの硬化不良や、瞬間接着剤の接着力低下などがある。 基本的にマテリアルは生産後必ず劣化するものなので、できるだけ早く使い切ったほうが良い。

輪ゴム

 接着中のパーツを押さえておくのに使います。 クリップで対応できない形状のモノに。