サークルカッター

 コンパスの芯部分がカッター刃になった物。 円形を切り出すカッター。 めったに使わないけど、円形を切り出すにはコレがないとちょっと苦労したり。

サーフェイサー

 簡単に言えば、かなり薄めの溶きパテ。 スプレー状、ビン入りの物がある。 ポリパテによる形状修正やキットの改造後、下地色を統一するのに効果的。 小さな傷を埋めてくれるのでつい吹きすぎてしまうが、吹きすぎはモールドをだるくしたり、スジ彫りを浅くしたりと良い事はない。 サフ絶対論は危険。

ジオラマ

 情景を再現した模型。 様々な技法が必要とされ、こりだすと大変。 出来上がった物を見るのはとても楽しい。 一時はガンダムなどでも盛んに作られたが、最近はあまり見ない。

鹿忠

 人名。 読み方は「しかただ」。 ほとんどの人は「しかちゅう」と読むため、本人もそんな気がし始めている。 函館モデルコミュニティ所属。 主にフィギュアとFSSガレキを製作する。 

gtae323r

 人名。 読み方は「gtae323r」(そのまま)。 函館モデルコミュニティ所属。 カーモデルが得意で実車の運転技術も素晴らしい。 曖昧な返事をしないしっかりした人。

ジャンクパーツ

 不要となったパーツ。 改造の際、他のキットに転用したりする。 模型歴が長いと、膨大な量のジャンクパーツを持ってたりする。
  
瞬間接着剤

 通称「瞬着」。 硬化が早く、接着力も高いです。 また、金属や木材などにも使えるので用途は広いです。 乾燥後は引っ張りに対する強度は高いのですが、曲げには弱く、簡単にパキっといったりします。 サラサラからゼリー状まで、様々なタイプがあります。

瞬着硬化剤

 瞬間接着剤の硬化を早める促進剤。 液状、スプレーなど、様々な種類がある。 プラを溶かすので吹きすぎはキケン。 独特の匂いもちょっと苦手。

定規

 線をひく、直線を切り出す、寸法を測る等に使う。 模型用には金属の物を持っていたほうがいい。

情景スプレー

 タミヤ製。 特殊合成樹脂を配合した、粉末状のスプレー塗料。 吹き付けると立体感のある砂や芝、雪などが再現できる。 主にジオラマ用。

食玩

 お菓子のオマケのこと。 実際はお菓子がオマケの場合が多い。 チョコエッグなどが大ヒットした。 近年やたらと種類が発売されていて把握しきれない。

シリコンゴム

 型取り用に使われる液状のゴム。 主材に硬化剤を混ぜることによって硬化する。 硬化時間は大半の物が12時間以上かかります。 硬化後は弾力のあるゴムになりますので、多少無理な形でも脱形できます。 ガレージキットはこの「シリコン型」によって生産されています。

真空脱泡機

 容器内の気圧を下げ、レジンなどの注形素材に低温沸騰を起こさせ、気泡を強制的に抜くための装置。 めっちゃ高いので、普通は持ってない。

真鍮線

 真鍮製の金属棒(線)。 柔らかく、加工が容易。 アンテナ自作から、レジンキットの強度確保まで用途は広い。 サイズも0.3〜3mm程度まで揃っている。 また、パイプ状のものもある。 切断はペンチ、金属ニッパーで可能。 接着には瞬着が使われる場合が多い。

新聞紙

 塗装、工作をする際、机を汚したり傷つけたりしないよう、新聞紙をひくと良い。

水性ホビーカラー

 GSIクレオスから発売されている、水溶性アクリル塗料。 色数は結構多い(100色超してるはず)。 筆洗い、希釈に水が使えるため、健康面を考えると利点はある。 塗膜は非常に弱く、金属色の質感もいまいち。 時々改良されてるらしいが、10何年使ったことがない。

スカルピー

 オーブンで焼くことによって硬化する「オーブン粘土」。 通常温度下なら、いつまででも造形できる点や、ヘラ通りの良さから愛用者が多い造形材料。 やや硬めに仕上がる「プロマット」、ゴムのような質感の「ラバースカルピー」等のバリエーションがある。

素組み

 キットを改造せずにくみ上げること。「そぐみ」ではなく「すぐみ」。

スクラッチビルド

 プラ板やパテを用いて立体を完成させること。 それなりに腕がいる。 

スケールモデル

 戦車、車、艦船、飛行機など実在する物を縮小(昆虫などの場合は拡大ということもある)した模型。 専門で作る人は「スケールモデラー」と呼ばれる。 キャラモデラーと仲が悪いことが多い。

スタチュー

 本来の意味合いは「彫像」。 模型用語的には、無可で塗装済みの完成品を指す。

スチレンボード

 スチロール製の板。 発泡してないぶん「発泡スチロール」より強度がある。 普通はジオラマ製作時のベースなどに使われる。 木工ボンドで接着可能。 素材として、切れやすい方向(縦目、横目)があるので注意が必要。

スチロール

 ポリスチレンや合成ゴムの原料になる液剤。 模型的には、単にプラスティックのことを指す場合が多い。

ストラクチャー

 建物、木など、ジオラマに立っている物の総称… ではあるが一般的には鉄道模型用の建造物を指す場合が多い。

スナップフィットモデル

 接着剤不要の、はめ込み式で組み立てられるキット。

スパチュラ


 粘土造形に使用するヘラ。 モールドを入れたり、大まかな形状を作ったりと使い方は様々。 先端の形も様々。 なぜかお値段がかなり高い。 買っても使わないことの多い工具。

スペーサー

 パーツとパーツの間にはさむ物。 パーツの幅を増す時など、プラ板をはさんだりする。

スポイト

 塗料を希釈するとき、溶剤をいれ過ぎないようにするために使用します。 

スポンジ研磨剤

 3〜5mm程度のスポンジシート状研磨剤。 柔軟性があるので曲面を磨くときに便利。 ペーパーと同じ番手の物がそろっている。

スミ入れ

 スジ彫りなどの凹モールドに、薄く溶いた塗料(主にエナメル系塗料)を流す技法。 立体感を強調する働きがある。 最近はスミ入れ用のマーカーなどもあるが、エナメル流した方が簡単でキレイ。

スライドマーク

 デカールのこと。

成型色

 パーツの成型段階の色。これの色数が多いと、塗装しなくてもイメージに近い完成品が得られる。 以前は1色で成型されてるのがあたりまえだった。 また塗装派にとってはどうでもいいもの。

積層

 板状の素材を重ね合わせること。 

セッター

 瞬着硬化剤のこと。

石膏

 粉末を水で溶くことで硬化する造形材料。 水の量によってまちまちだが、大体30分かからずに硬化する。 ジオラマの地形を作る際に使用することが多い。 絵の具を練りこむことで着色可能。 もちろん硬化後にプラカラーで塗装も可能。

石粉粘土

 石の粉、パルプ、接着剤などを原料とする粘土。 水分が揮発することによって硬化する。 冬季に大量に使用するといつまでも水分が抜けなかったりする。 またヒケ(縮み)も激しいのでメカ物造形にはあまり向かない。 

ソフトビニール

 ポリ塩化ビニール樹脂の一種。 曲げに強く破損しにくい。 瞬間接着剤で強力に接着できる。 以前はかなりの数のキットがあったが、最近めっきり見なくなってきた。  熱に弱く、夏場には自然とポーズが変わっていたりする。 略称「ソフビ」。

ダイキャスト

 亜鉛合金、アルミ合金などを高圧で金型に流し込み、製品を作る方法。 強度が必要なパーツに使われることが多かったが、最近はABS製品にとって代わられつつある。

脱型

 型から成型品を抜くこと。 成型品を得るために型に材料を入れることは「注型」と呼ばれる。

タミヤカラー・アクリル

 タミヤ製の水溶性アクリル塗料。 筆洗いは水で出来るが、専用の溶剤が出ているので、希釈にはそちらを使ったほうがいい。 発色、伸びはまあまあだが、赤や青の色味がいまいち。 色数は80色程度。 塗膜は弱く、ツヤ消しのものも触ってるうちにつやが出てしまったりする。

タミヤカラー・エナメル

 油性溶剤を使用した塗料。 乾きは遅いが、ツヤと伸びはとてもよい。 ラッカーやアクリルの下地を犯さないので(実は多少は影響がある)、上塗りやフィギュアの瞳塗装、スミ入れなどに重宝する。 色数は80色程度。

中空

 模型のパーツなどの中身が詰まっていない状態のこと。 詰まっている状態はムクと呼ばれる

鋳造表現


 鋳造は溶かした金属を鋳型に流し込んで成型品を得る方法。 この方法で得られた物の表面には、独特のパターンがつくことが多く、それを模型的に再現すること。プラパテで行うことが多い。

調色スティック

 先端がスプーン状、もう一方がヘラ状になった金属性スティック。 塗料の撹拌や、ポリパテの盛り付け、簡単なスパチュラ代わりと、大変使い道の豊富な道具。 いっぱい持ってたはずが、いつのまにか数が少なくなってたりする。

ツマヨウジ

 パーツに挿して持ち手にしたり、ちょっとしたはみ出しを削ったり、モールドに詰まった削りカスを取り除いたりと、かなり使い道のあるものです。 百均に行くと思わず買っちゃいます。

面一

 面が一つにつながってる状態。 段差の無い状態のこと。 読み方は「ツライチ」。 稀に「メンイツ」と読む人もいるが多分間違い。

ツールクリーナー

 GSI製。 用具の洗浄専用剤。 非常に強力な溶剤で、塗装用などには使えない。

ディスプレイモデル

 飾ることを前提に作られた模型。 可動部分が無かったりする。

ディテール

 スジ彫り、彫刻、エングレービングなど、模型の細部表現のこと。 キットで省略されてる部分を追加したりすることを「ディテールアップ」と呼ぶ。 

デカール

 水転写シール、スライドマークと呼び名は様々。 文字、模様などをプリントした薄いフィルム。 水につけることで台紙から剥離させ、模型表面に貼り付ける。 キャラ物に限っていえば、インレタ、シールに取って代わられめっきり見なくなってきている。 慣れてしまえばデカールのほうが楽でキレイだと思われる。
 
テクスチャー

 表面の質感のこと。

デコパージュ

 木製の台座。元々は写真を貼るための物。 形やサイズは本当にたくさんある。

デザインナイフ(アートナイフ)

 ペン軸状の柄に小型の刃を固定して使います。 パーティングラインの処理、デカールの切り出し、パテ部への工作等々、とにかく用途の多い工具です。 模型をやる人は、大体2、3本持ってるんではないでしょうか。 一般的にはデザインナイフの方が替え刃が薄く細い。

テストショット

 金型が出来上がったとき、試験的に生産されるパーツ。 文字通り試しうち。 コレを組みながら、金型の最終的な調整が行われる。 模型誌の製作途中写真などで目にするが、一般的には無縁な物。

デフォルメ

 部分的な変形を加えることで、特徴を強調すること。 模型用語的には「頭身を下げる」くらいの意味合いで使われることが多い。 SDガンダムの「D」。

電飾

 模型の一部に電球を仕込み、光らせる工作。 警告灯やライトといった部分に使われる。 最近あまり見ない。

研ぎ出し

 主にカーモデルの最終仕上げで行われる作業。 塗装面の上にクリアーを厚吹きし、完全乾燥後にクリアー層を平滑に磨き上げていく。 細かい番手のペーパー(2000番とか)や、コンパウンドを使用する。 非常に面倒な作業ではあるが、効果は大きい。 

塗装ブース

 塗装時、模型にのらない余分な塗料が拡散するのを防ぐための機械。 ダンボール箱に換気扇を取り付けて自作する場合もある。 想像以上にミストは舞っているので、できればあったほうが良い。

トップコート

 模型表面のコート剤。 塗膜を保護し、ツヤを整える効果がある。 水性で、ツヤ消し、半ツヤ、光沢の物がある。

塗膜

 塗装によって出来た、塗料で形成された層。 おおむね薄い方が良しとされる。

ドライブラシ

 筆に微量の塗料をつけ、ほとんど乾いた状態にしてから、模型本体に擦り付けるように色を載せていく技法。 エッジを強調する効果がある。 また、段階的に色を明るくしていくことで陰影が再現できる。 一時大流行したが、最近あまり見ない。

ドライデカール

 透明シートの裏側に文字やマークがプリントされていて、表からこすることによって模型表面に転写する。 いわゆる「インレタ」。 曲面などには転写しにくいんだが、キャラ物を中心に使用機会が上がってきている。

ドライヤー

 レジンキットや、ソフビキットを作る際、変形のあるパーツをあっためるのに使います。 とくにソフビキットを作るときには必需品です(あっためた方が切りやすいし、はめやすい)。

tranabe

 人名。 読み方は「とらなべ」。 函館モデルコミュニティ所属。 印象としては、キャラ物プラモについて何でも知ってるし、何でも持ってる。 アリイ製プラモが好物。

塗料皿

 塗料を希釈したり、調色したりする際に使う金属製の皿。 洗うと何度でも使えるが、結構使い捨てになっちゃったりもする。 サイズの大小や、注ぎ口がついた物など数種類ある。